10日前ですが、岩手県限定棋戦のひとつ岩手棋聖戦の地区予選に参加してきました。
岩手県限定棋戦にはもうひとつ岩手王座戦があります。
岩手王座戦は優勝すると東北六県大会のメンバーに選ばれるので岩手県の次がある棋戦ですが、岩手棋聖戦は県大会トーナメントで優勝すると岩手棋聖位を持っているタイトル保持者への挑戦権が得られます。
挑戦手合いは一番勝負。現在タイトルを持っているのは久慈市在住のK林さんです。

県南地区予選は奥州市胆沢というところにあるアタゴ囲碁センターで行われました。
胆沢は散居集落が残る田園風景がきれいな場所で日本三大散居集落のひとつに数えられています。散居とは田んぼや畑のなかにポツンポツンと住居が離れて建っているような場所です。
日本三大散居集落は富山県の砺波平野、島根県の出雲平野と我が奥州市の胆沢平野です。

この日の予選成績は4戦して2勝2敗。かろうじて予選通過です。
県大会は10月3日です。次も頑張ろうと思う今日この頃です。

1回戦は白番で2目半勝ち。

終始細かい碁で私らしい碁でした。ヨセ合いで勝ち切ったのはうれしい勝ち方です。
右上隅でいきなり掛かってこられたので手抜きして3手抜きの形ができました。

左下の三々定石から白24はぜひ打ちたい好点。
白28から三手抜きの隅を活きにいきました。白30ではサガリが良いようです。黒も31のカケツギは堅すぎで下がって隅にプレッシャーをかけるところでした。

中盤黒75の出に白76と謎の後退。ここは押さえる一手でした。4目くらいの損です。

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