日本は今のところコロナの状況がよくて見つかった陽性者の数が全国的に非常に少ない状況です。
これから屋内での活動が多くなる時期となり、そろそろワクチンの効果も薄れてくる頃なので油断はできません。
お隣の韓国やドイツ、ワクチン接種率90%超のアイスランドなどでもブレイクスルー感染が広がり陽性者が増えていますので、日本もいつまで安泰か気になるところです。

年末年始に帰省できるかわからない、ということで高校の時のクラスメートのちばちゃんさんが岩手に帰省してきました。
さっそく同期の裏嶋太郎君と3人で日中は碁を打って夜懇親会を開くことにしました。

碁はお昼過ぎに奥州市胆沢にあるアタゴ囲碁センターに集合して対局。ちばちゃんさんと久しぶりに碁を打ちました。
私は少し遅れて到着したのですが、ちょうどちばちゃん・裏嶋戦が終わっていました。ヨセで逆転してちばちゃんさんの勝ちだったようです。

休む間もなくちばちゃんさんと打たせてもらいました。裏嶋君の差配で互先で打つことになりました。ちばちゃんさんと互先で打つのは生まれて初めてです。

打ってみて感じたのですが碁の力的にはまだまだ差があり、ちばちゃんさんに追いつくのはまだまだ遠い先のことだなと思いました。

握って黒番でした。黒39とアタリに継いだ手が悪いとカタ師匠の評価ですが、意味がわかりません。白40とカケ継いだ形が立派すぎるのでハサミツケ等で左下隅を打てということのようです。
ポン抜き30目と教わった私にはアタリに手抜きはとても打てない感じです。

確かに左辺、下辺と白に支配権を奪われてだいぶ打ちにくい碁にしてしまいました。

白44にノゾキに黒45、47が余計なことで素直にツグぐらいでした。白46に石がくると実戦の様に左辺が大きく取り込まれる手が残ります。

黒63と切り離して楽しみは残っていますが、白は堂々と74と逃げ出し、黒は77のボウシからの攻めに全てを賭ける碁形。
黒99と必死に食らいつきますが、白100の下辺への反撃もキツイ。
黒113キリから115でなんとか命だけは助かったという状況です。
ただ、この二眼活きているのをちばちゃんさんはうっかりしていたようでまだ欠け目で完全な活きではないと判断したようです。最近は碁から離れていて感覚が戻っていないんでしょうね。

白120のコウ立てに黒121は明らかにミスで黒Q-8に下がるところ。ところがこのミスが大逆転に繋がるのだから碁はわかりません。

白128のキリからコウ仕掛けは最強ですが、白はコウを継いでも十分でした。
白130が一眼奪ってコウ立てと錯覚していたようです。となりの白H-5ノゾキのコウ立てならば黒はコウを謝るくらいでどうしようもありませんでした。

白132のツギを見て錯覚しているのがわかりました。その後も白は活きている黒のダメを詰めています。
黒143を打ったときに錯覚に気づいたようで投了されました。
まぐれでちばちゃんさんに勝てた一局でした。

夜は魚民で4時間近く三人で語らいました。楽しかった。
また正月に会えるといいね、と話して散会しました。

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