一週間前の結果ですが、しっかり記録しておきます。
今年はコロナ蔓延中でしたが開催を決断した東北の各地方紙主催による伝統の東北六県囲碁大会が岩手県盛岡市で行われました。
私も記録員として召喚され土日奉仕することになりました(記録作業に対する謝礼はしっかりいただきました)。
パンパカパーン!
第65回を数える歴史の中で東北棋界7不思議のひとつに数えられていた山形優勝できないの呪いが終に解かれました。
私はぶっちぎり優勝を予想していましたが、他の人に聞くと意外だったらしくいつもの様に結局優勝できないという予想がほとんどでした。
ただ私の予想と違って山形優勝は決して楽な道程ではありませんでした。
秋田は不参加でした。
【一日目】
1回戦
岩手×○○2ー1宮城
青森×〇〇2ー1福島
山形は手空き。
※優勝候補の岩手と青森が幸先よく勝利。
※優勝候補の一角山形は手空きでくじ運にも恵まれていると思いました。
2回戦
宮城〇〇×2ー1福島
山形〇〇×2ー1青森
手空き岩手
※宮城が福島を破り二日目に希望をつないだ
※山形の主砲O田さんが青森のN口さんに予想外の苦戦。辛くも振り切って優勝に向けて発進。
【二日目】
3回戦
岩手××○1ー2福島
宮城○××1ー2山形
手空き青森
※岩手が福島にまさかの敗戦。伏兵に斃れる。大将戦必勝の碁を落としたのが悔やまれる
※山形はH岡vsO田戦はさすがに世界アマ2度制覇したH岡さんに凱歌があがるが副将戦、先鋒戦は危なげなく山形が勝ち優勝に向けて進軍。
四回戦
山形○○○3ー0福島
岩手××○1ー2青森
手空き宮城
※山形が福島をシャットアウトし、直接対決と勝ち点差で首位に立つ。
※大将戦は熱戦だったが惜しくも岩手が敗れて優勝の夢が断たれる。
五回戦
宮城○××1ー2青森
岩手○○×2ー1山形
手空き福島
※青森が優勝するには大将戦(対H岡戦)を含め3-0で勝利し、岩手が3-0で山形を倒すという条件となり、五回戦開始時点でほぼ山形の優勝は確定していた。
※岩手の大将K谷さんが山形のO田さんを倒しチームも岩手勝利。最後は優勝候補一角の意地を見せ3位と踏ん張った。
※宮城vs青森の先鋒戦は半目差で青森の東大生S藤さんが勝利。逆の結果だったら宮城が準優勝だった。
優勝 :山形
準優勝:青森
3位 :岩手
4位 :宮城
5位 :福島
今回は大接戦の大会でした。
来年は青森での開催です。
岩手の逆襲に期待です。