大会当日はコロナ療養の7日間が終わって一週間経過後、観察期間が解けて3日後でした。
大会会場は盛岡駅から徒歩20～25分ほどのところにある盛岡城址の近く教育会館の中にある岩手囲碁センターというところです。
2回戦までは岩手囲碁センターで、3回戦以降は教育会館のホールを借りて行われます。岩手囲碁センターでは午後から盛岡支部例会があるので会場を明け渡す必要があるからです。
2回戦までに負けた選手で打ち足りない場合は、午後例会に参加するというコースもあります。

当日、駅から運動不足解消をかねて歩いて会場に向かったのですが、異変は1回戦開始直後に起きました。
なんと両足のふくらはぎが攣ってしまって、激痛のためしばらく着手ができないほどでした。座っていると痛いので何度も中座して歩いてみたり足をもんでみたりしましたが、終局まで痛みとの闘いでもありました。
逆境のときほど碁の内容がよいというのは以前も経験していますが、なんなんでしょうね。この状況ではまともな碁は打てないと観念していたのですが最後まで打ち切れました。
対戦相手のSHOSAKUさんも碁に集中できなかったかもしれません。その点は申し訳なかったなと思います。
対局中心配してくれてるのが手に取るようにわかりました。

2回戦はこれまた盛岡支部の強豪のN澤さんでした。
県大会では2度目の対戦です。前回はヨセ勝負を制して勝たせていただいています。棋風から言ってヨセ勝負になることが予想されました。
ふくらはぎの痙攣は何とか収まって碁に集中できる状態になり、いい流れかなと思ったのですが・・・

私の白番で相手の変則（変態？）布石と対峙しました。
布石から中盤にかけては相手の布石作戦がはまってややビハインドの形勢。
中盤、中央での相手の打ちすぎを捉えて逆転に成功します。
但し、前半に相手の作戦の対策に時間を使い過ぎたツケがヨセにやってきます。最後あと数手で終局というところで45分の持ち時間が切れてしまいました。作ればコミガカリで白に残る形勢でした。
初の3回戦進出は次回へお預けとなりました。

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