昨日今日と奥州囲碁まつりに運営のお手伝いと大会に参加してきました。
昨日は今年4月から新初段になった重川明司プロを招待して指導碁会を開きました。
重川プロはお父様の岩手転勤で幼稚園から小学校低学年まで岩手で過ごしました。
最初は北上の囲碁センター、席亭が亡くなって北上囲碁センターが閉鎖後は奥州市のアタゴ囲碁センターで兄二人と共に腕を磨きました。重川プロの挨拶でも「岩手で楽しく囲碁を覚えることができました。」と感想を述べていました。
三段くらいの女性が重川新初段に星目で指導を受けているのを見ると、かつて互先で打っていたのに、と時の流れの速さを感じます。
指導碁は4面打ちを2回転。途中岩手日報の取材もあり、一日目は和やかに会が執り行われました。
私は翌日の指導碁ワンポイントレッスン解説会のためにタブレットで棋譜取りをしました。他の棋譜は手書きでしたが、大変そう。文明の利器(笑)の威力を実感しました。棋譜は帰宅後にPCに取り込み印刷して翌日対局者と解説会用に担当者に手渡しました。
アマ陣が4勝4敗と善戦でした。盛岡から来た某県代表が2子で勝利したほか、3子、4子、5子でそれぞれ勝たれていました。指導碁に勝つのはとてもうれしいものです。
懇親会は未成年(17歳)の重川プロも参加して楽しいひとときでした。若者らしく料理は好き嫌いせずにもりもり食べていたのが頼もしい。
翌日の大会(八幡杯)には私も参加しました。A、B、Cと棋力別の準スイス方式のリーグ戦で優勝カップを争いました。
一回戦、北上から出場のminoさんとの一戦。minoさんは優勝候補のひとりです。
35分の早碁ということもあり、途中までしか覚えていませんが、序盤は流れが良かったようです。私の黒番でした。
黒31では44にコスミツケて3子を助けて打ちたかった。出て1子カミトリはダメなのはすぐわかったのですが、コスミツケはKataGo師匠に指摘されるまでは気が付かない、という体たらくです。
黒53まで評価値90%なので上々の立ち上がりです。
結局中盤以降は戦上手のminoさんにしてやられ、ヨセのミスもあり最後は白番minoさんの10目半勝ちで優勝カップが手の届かないところに去ってしまいました(笑)
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