原則月一回開催される水沢支部の例会に久しぶりに参加しました。
最高段位は七段です。私は六段の申告で参加しました。
この日は16名参加で変則スイス方式です。一回戦が勝ち点を低く二回戦の勝ちを最大ポイントになるように調整されています。
持ち時間は35分で短めですが、岩手県の例会は盛岡支部も同様でこの持ち時間がスタンダードです。
4戦して四連勝すれば優勝です。
二連勝して三局目に同じ六段のS籐さんとの一戦は互先黒番です。
この碁は中押し負けですが、全般的に押していた碁でした。
いつもどおり持ち時間コントロールと決断力に課題がある碁でした。
最近両ガカリされるとなぜか右上の形になります。AIによると黒は隅でがっちり活きて白は上辺か右辺のハサミを狙われるので、やや黒良しの評価。
局面図で黒の次の一手が問題。実戦はR-18のサガリで活きていますが、右辺ハネツギと上辺オサエの二択を残してイマイチでした。
活きを図るならAとしっかり眼を持つのが良いようです。
中央に進出する余地があるので黒Cと右辺を攻めるのもあり。
隅が一眼になっても上辺の四線を押していく手があります。
実戦のサガリ(R-18)よりは黒Bとハネ継ぐ方がやや良いようです。右辺のハネツギが死活に利いて先手ですが、上辺オサエの選択肢を奪っているのがメリット。
https://gokifu.net/t2.php?s=201696053303097