ネタ切れのため、もう一度岩手王座戦県南予選の一局目を引っ張り出してきて検討します。
なくて七癖というように人は何かしら癖を持っていると言われます。
囲碁でもある特定の形を見るとつい打ってしまう形というものが私にはあります。
(1図:実戦進行)
実戦の黒1の様にこの形には2線にツケてアテる形をつい打ってしまいます。
白4のところに黒から切る手があるので、この局面では味消しでした。
黒の一団を強化してから上辺に殴り込む意図でしたが、白を強化して地を与えたマイナスが大きすぎます。
(2図:変化図1)
すぐに黒1と切るのも実利が大きく実戦よりだいぶ良いようです。
白は先手で白6と右辺の好点に回り互角の分かれです。
(3図:変化図2)
上辺に目を付けたのは悪くないのですが、KataGo師匠は単に上辺に打ち込むべし、と言っています。
白2は黒Aの大きい手を防いで左辺黒の根拠を奪う絶好点。
黒3、5のツケ・棒ツギは上辺への打ち込みを見て守りと攻撃を兼ねた効率的な手のようです。
上辺の打ち込みの着点は黒1以外では8のカド、Bの打ち込みも有力。
上辺以外では右辺の黒Cのヒラキも好点です。
コメント
11月24日
01:00
1: 劉備玄徳
勉強なります!
恋愛はやめて、えどわーどさんを参謀にして日本一を目指した方が私の人生の正解ですね(-ω☆)キラリ
11月24日
02:02
2: えどわーど
劉備さん
私のへっぽこ日記を読んでくださり恐縮です。
私のような県大会一回戦おやじを参謀にしてもろくなことがないと思います。少なくとも今の私の棋力では・・・
あと4子強くなりたいと思っていますので目標達成したら参謀に売り込みに行きますのでよろしくお願いします。
県ベスト4の実績がないとハンデ戦の支部対抗戦で六段名乗れないのがつらい所です。過少申告と文句は言われるし。
五段で無双しても虚しいだけです・・・(もっとも五段でも全勝できないのが情けないところですが)
11月24日
22:23
3: 劉備玄徳
いえいえ、囲碁界の七不思議になぜトッププロにテニスみたいに戦略を考えるコーチみたいなシステムがないのか不思議に思ってます。
3流以下のプロはアマチュア指導だけでなくトッププロの戦略・戦術を提供して国際競争に貢献したらいいのにと考えます。
今現在の棋力より継続的な探究心、熱量が1番大事だと思ってます。最後に少しの運ですね。
11月25日
13:21
4: えどわーど
劉備さん
プロをコーチするプロというのもアリですね。
他の競技では一般的ですが、確かに囲碁将棋でその様なものは聞いたことがありません。
一人一人が一国一城の主人という前時代的な風潮が残っているのでしょうね。
アマもチーム劉備、チームえどわーどみたいな集団で目標に向かうグループがあっても面白いですね。
長らく県南地区から県代表を輩出していないのでチーム県南で県代表を目指そうかしら。ただ県代表に送り込む人材がいないのが痛いところです。
11月25日
16:48
5: 侑那
こういうのは、 つい打ってしまう手・・?
私は、ついでに打ってしまうかも ^^;;ww
11月26日
04:03
6: えどわーど
ゆっきー
3線を切る手が残っているのに2線から先手で決めるのはこの局面では損ということみたいです。
同じ様な形でも良い手になる可能性があるので碁は奥が深いですね。
そこを先手で決めないと黒が危ないとか、新たな利きが生まれて3線の切りが打てなくなるとか。
碁の神様に常に状況判断が試されている気がします。
11月26日
17:51
7: 侑那
私 そこまで 突き詰めてないので・碁は ^^;;ww
11月29日
08:03
8: すすめ
3図の黒一のような手を連続で打たれて模様
一気になくなる、いつも、w
11月29日
13:09
9: えどわーど
ゆっきー
そうだね。囲碁への取り組み方は人それぞれだね。意外とおおらかに接している方が成績が良かったりするから不思議。
すすめさん
模様は自分の陣地と思わない方が気が楽です。地にされるのを邪魔されたら、できるだけ懲らしめた後でこっちも相手の地になりそうなところを邪魔してあげましょう。
碁はお互い様ゲームでもあるのです。
12月13日
06:16
10: すすめ
そうそう ついKATAGOとうってるのではなくヒトと打ってる感じになって意地で打ってるw