えどわーどさんの日記

(Web全体に公開)

2024年
04月08日
12:35

模様へのアプローチ

昨日の岩手王座決定戦の一局を題材に気になっている局面を検討したいと思います。

(再掲)
https://gokifu.net/t2.php?s=7311712512805267

(1図:局面図)
実戦は白Aのツケ。昔からある大ゲイマの構えへのアプローチの一つです。
KataGo師匠は黒の模様は放置して、白Bのケイマ受け、白Cの下辺白模様の拡大を推奨します。
相手の大模様化が気になる私のようなヘボ棋客のために実戦白Aよりよいアプローチはないか検討します。

白Dまたは白Eの左辺打ち込み。基本的にはこの2カ所がわかりやすいように感じました。
白Fのカカリは実戦でも浮かんだ手でコスミツケられたあとの変化に自信がなく却下した候補手です。

白Gは上から利かし一本という高度なテクニックで相手の受け方を聞いて後の打ち方を決めようという態度です。センスが求められる手段です。

(2図:解析図)
実戦が評価値60%強に対し、KataGo推奨の着手は70%前後と目数にして1目くらい違うようです。

(3図:変化図)
採用しやすそうな左辺打ち込みの変化です。
白1に黒2のハサミが有力ですが、白1を直接動きだすのではなく、白3と振り替わるイメージでかわしていきます。
黒2に対し、先に白Aとツケて様子をみる変化も示しています。今なら黒Bくらいなので隅に味が付きます(後からでは応手が変わる)。

コメント

2024年
04月09日
18:30

1: 侑那

私は 絶対Bを選ぶよ ^-^
黒も 模様張ってきてるんだもんね。

2024年
04月09日
21:06

ゆっきー

一番素直な手だね。
俺にも素直な時期があった(遠い目)。

最近は両ガカリは痛くない風潮ですが、大きいことは昔も今も同じで、他に急ぐ場所がないこの局面では素直なケイマ受けが自然でした。

2024年
04月09日
21:40

3: 侑那

俺にも って・・・なんか・・ その言い方 ひっかかるんだけど!!(*  ̄︿ ̄)
深読みかな・・??なんか 隠れた 意図が 感じられるのは・・ 劉備さんの 影響かもww

2024年
04月10日
08:14

ゆっきー

昔は何も考えずに素直な手がスッと打てたんだけど、対局を重ねてAIで検討していると余計な知恵がついて、素直な手が打てなくなった。AIの弊害かもしれません。
後、昔は自然に「俺」と書いてたけど、おじさんになったら「私」になってオカマっぽくなったのも嫌だなー、と感じる。
仕事で書くメールの影響なんだけど。