青葉囲碁サロンの一局は序盤で敗勢になり、そのまま押し切られたのですが自分としては打っていて最後まで楽しい碁でした。
諦めることなくヨセまで最善を尽くしましたが、相手の腰は重く形勢好転まではいかなかったですが、最後まで相手としては油断できない勝負の形は作れたかな、と思います。
(再掲)
https://gokifu.net/t2.php?s=4411717903054157
(1図:局面図)
白△と利かしに来たところ。
黒1とじっくりした手で応えましたが、すこし重かったようです。
この手では黒A、白Bを先手で利かして
黒Cに回るのが大きかったようです。
一応、黒1はDのツケコシをみています。結局ツケコシに回ることはできませんでした。
手厚い手も時によりけりですね。
黒1と打たずとも黒Eとツケるサバキ筋があるので
ここは軽い石運びが合っていたようです。
(2図:推奨図)
KataGoの推奨図は1図でもふれたように黒1のハネを先手で利かして黒3の大きい手に回る手順。右下隅の白手抜きを咎める意味があります。
白Aのオシには黒Bのサバキが用意されています。
(3図:解析図)
KataGoの40Blockで軽く解析した図です。
左上のハネと手抜きして右下隅に行く手の評価値は似たようなものです。
実戦の手厚いツギも40%以上の評価値なので人間的には誤差の範囲です。