青葉囲碁サロンでの一局の続きです。
アマチュアの共通の弱点である死活。
これが私の対局にももろに出てしまいました。
(再掲)
https://gokifu.net/t2.php?s=4411717903054157
(1図:実戦進行)
黒1とトビましたがまだ白も強くなく急ぐところではありませんでした。
白2、4と自身の強化もかねて黒に寄り付いて来た場面で黒5が致命的な悪手でした。白6で痺れています。
黒7では10と我慢するほかなく、黒9はもはや暴走です。白10に切られて打つ手がなくなり部分的にはツブレです。
黒1ではAノゾキを利かすタイミングでした。Aがあれば後から黒からBのハネの味が残ります。
(2図:変化図)
KataGoの手直しその1。
1図の実戦進行の黒1では2図の黒1の急所ノゾキ(とりあえずビール)。
黒3としっかり守れば黒十分でした。
変化の一例ですが白4と急所にツケならば黒5と要石を逃げて白6からの1子カミトリは甘んじて受けて問題なしです。
黒Aの味もあり、外側の白も万全ではない状況なので下辺の黒は安全です。
下辺の黒が攻められると白が強化されて白Bからの取りかけがあるので、黒13に回って黒悪くない形勢でした。
白Cのノゾキが気になりますが黒Dと下から支えて問題ないようです。
下辺怖ければ黒13で下辺に一着入れても問題ないようです。下辺がいじめられなければ白Bからの攻めはないという理屈です。
(3図:変化図2)
実戦進行の致命的悪手(1図黒5)では黒1と利かし(とりあえずビール)、黒3、黒5を先手で利かして黒7に打っておけば黒リードを維持できました。
黒Aのハネが利くので白からの9のオキは怖くありません。
要の黒×の2子に働きかける白8ならば黒9としっかり守っておけばわかりやすかったようです。
黒9ではAのハネ、または黒10とあくまでも要石を助ける手段もありますが、そこまで頑張らずともわかりやすく活きるのが良いと思います。