合宿での掉尾を飾る(大げさな)対局はK島パイセンと。
パイセンは1学年上の我々世代の絶対的エース(ただし個人戦はふるわなかった)。
団体戦での不動の大将で関東リーグ2部の座を4年間守り抜きました。
先輩が卒業する年度の秋のリーグ戦は最終戦まで1部昇級の目がありましたが、まさかの3部降級。最終戦で勝てば4勝3敗で1部昇級、負けたら3勝4敗で3部降級という稀にみる混戦のリーグでした。
私の黒番で現役時代からの愛用の高目布石。最近シマリの価値の高さを認識したので黒7とシマリを急ぎます。
現役時代からAIが台頭する前までは小目に入らせて外勢を張る布石を目指していました。
https://gokifu.net/t2.php?s=6581734495542420
黒45が少々深入りだったようで、この石に照準を絞り白46ツケから白52ハサミツケが策がある手です。
黒53で黒54の出では相手の意図にハマるとみて黒53、55と孤立した45の石に援軍を送りました。
白62~白68まで右下を破られるのは痛いですが、黒69まで手厚く中央を守りました。
今見返してみるとなかなかの好局ではないですか(自画自賛)
(局面図)
黒が抜け出して優勢を確立する寸前まで来ました。
実戦は黒Aのオキですが、再び接戦に形勢を引き戻されることになりました。
黒Aでは黒Bのツケコシで中央の白石は危険に陥っていました。
(変化図)
KataGoの示す手順を見ても白の大石が花見コウで窮地に陥ります。
この後細かい形勢のままヨセに入りましたが、うまくヨセることができて中押し勝ちを得ることができました。
※訂正
譜の白166はF-17の誤りです
コメント
12月18日
13:52
1: えどわーど
日記にあるリーグ戦最終局、私は四将で対戦相手は同世代の囲碁ファンなら知っているかもしれない岩手出身の同学年(高校のとき宮城へ転校)のI口N子女史でした。
有名人との対局に舞い上がったのか1目半差の惜敗。
この1局に勝っていれば1部昇級したかもしれなかったのに。