つぶや棋譜が新しくなったと江場さんに教えていただいたので早速貼り付けてみます。
地区予選の最終局は同じ水沢支部のY田さんとの一戦。この日初めて黒番を取りました。
Y田さんとは模様対実利の対抗形になりやすく、いつも熱戦になります。
私が実利を取って模様に打ち込んでY田さんの攻めをかわせるかがポイントになります。
結果は形勢有利でしたが大事な局面で死活の見落としがあり中押し負け。
時間切迫というほどではないのに時間を気にして注意不足でした。
交差点で信号見落としするような事故になるので大事な局面では落ち着いて対処しないといけない、と反省しました。
https://igo-kids.com/pk/pk.php?s=4511743154729763
序盤二つのコウが発生しましたが、いずれも黒が解消して収支は悪くありませんでした。
黒51のアテではQ-15ツギが大事な着点でした。
黒53とコウを取った局面の評価値は26%(-3.6目)。
白54はコウ立てとしてはイマイチですが、黒は56に受けても問題ありませんでした。(左上にコウ材がある)
黒55と解消して約40%(-1.2目)
二つ目のコウが始まった白62のコウ取の局面では黒評価値が60%(+1.3目)。
黒63の出はコウ立てとしては不十分で白はコウを継いでコウ解消のチャンスでした(白評価値70%、2.5目リード)。
白66のコウ立ては小さく、黒67とコウ解消して評価値70%(+2.0目)。
黒91ツギが黒の安全が確認できてホッとして緩んだ手でE-8に出る一手でした。91に継がなくても白から黒を切る手はありません。
黒リードですが、中央がはっきりせず黒勝ち切るまではまだたいへんな局面と思って打っていました。
(図1:局面図)
KataGoで解析していて、一番評価値が落ちた手が黒41(図1の黒1)でした。
この手はノータイムでこの一手と思って打った手なので少しショックでした。
黒Bと進出する手があるので、すぐに守る必要がなく黒1と打つと白aの手筋が目に見えているということのようです。
この局面、黒1では黒Aのキリが有力。どういうことでしょうか?
(2図:変化図)
KataGoの示した変化です。白2とシチョウで抱えるくらい。
そこで黒3のツケが手筋で黒5まですっきり進出できるということのようです。