先週日曜日にアマ本因坊戦の県大会に参加しました。
優勝は中部地区(花巻市)のK谷さん。
決勝で県南地区(奥州市)の私の同級生裏嶋太郎君を破っての全国大会切符ゲットでした。
これで序列1位の岩手王座がまつひか君、序列2位の朝日アマをN海さん、序列3位のアマ本がK谷さんとなり、東北六県大会のオーダーも序列順に確定しました。
今大会、我が県南勢が調子よく1回戦9名のところ6名が2回戦進出。決勝までひとりが勝ち進む大躍進でした。次回以降もこの調子で行ってほしいものです。
1回戦は気仙地区のS々木さんと。初めての対戦です。
白番です。
形勢楽観して打っていましたが、それほど白がよい流れではありませんでした。
白76のツケが打ちすぎ。中央の白一団が収まっていない状況なので黒77のハネの感触がいい。白84まで上辺の稼ぎはたかがしれています。
棋譜の最終の黒117の時点では次に白が黒の2子を取る一手で中央白のサバキが問われる局面で難しいながら白優勢でした。
実戦はシノギに自信がなくなって白の大石を連絡。右側の白を丸っととられてはさすがに黒優勢になりました。
なんとかヨセで追いついて白2目半勝ち。先が思いやられる緒戦でした。
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(1図:局面図)
実戦は白Aのツメ。攻めの気分ですが、右下隅の守り、右上の白地模様としても働くという読みです。
KataGoは白Bのトビが絶好点として手順が進んでもしばらくホットスポットとして示していました。
(2図:実戦進行)
白1のツメに対して、黒は手抜きで右上隅に掛かってきたので、白3、5とハネ継いで隅を地にして黒の根拠を奪う打ち方をしました。
黒6と飛んで守りましたが手抜きで下辺G-5のハネに回るのが良かったようです。
この後も白aは好点として残りますが、ここに回るのはだいぶ後になってしまいました。
(3図:検討図)
1図で白Bと飛んだ場合のKataGoが示す変化図です。