8月末に3年ぶりに岩手県支部対抗親善大会が開かれました。
今回で第49回です。
日本棋院からは柳時薫九段がゲストとして来県されました。
途中手空きの回があったので柳九段に5子で指導を受けました。
自分でもうまく打てて勝たせていただきました。
九段の先生に5子で勝てたのは20年ほど前にレドモンド九段の指導碁以来かもしれません。5子でも棋士の指導碁はなかなか勝たせてくれません。
最後に形づくりで打ち込んできた白三々に対して正解を打てなかった点だけは反省点です。
この隅の死活については柳九段にTwitterで解説していただきました。
https://twitter.com/ryu_shikun/status/1563697752508289024...
一回戦、いきなり優勝候補の岩手県本部との組み合わせです。
5人チームの四将戦です。お互い5段格での対戦です。
今回は盛岡支部主催の大会で会場は鶯宿温泉ホテル紫苑が会場でした。
えどわーど白番です。
左下でAI定石が進行しており、黒23は24ツギが正解ですが、白24の1子カミトリも失着です。27(H-4)にカケツギが立派な形で黒23が不急の守りとなります。実戦は黒25アテが利くのが痛い。
白が評価値90%超えの形勢ですが、実戦黒87のノゾキがうるさい。
白90からズラズラ出て行ってわかりやすく打ったのですが、中央を取られるとさすがに痛い。
この後はほぼ互角の形勢に押し戻され闇試合になりましたが、最後相手のポカに救われて中押し勝ちを収めることができました。
チームは2勝3敗で負けました。岩手県本部の大将から三将が強力でした。
https://gokifu.net/t2.php?s=891665912597403
コメント
10月16日
21:01
1: 江場
柳時薫九段のツイッターの問題は仲間同士の研究題材として活用させていただきましたが、えどわーどさんの碁でしたか。
黒が包囲されていて、白に2線に打たれたら手を入れてしまいそうです。
10月16日
21:15
2: えどわーど
柳九段は隅の死活問題としてわかりやすい形にして解説していただきましたが、実際には黒はもっと大きな一団で大石が殺されてしまう恐れがありました。
打ち込まれた時は(こんなところ活きられるわけないだろう)と安易な気持ちでノータイムでオサエたのですが失着でした。
あとは活きられても黒石の命だけは助かろうという気持ちで対応したため白無条件活きとなってしまいました。
第一手オサエのあとはコウが最善でコウの手段にも優劣がありましたが、そこまで余裕がありませんでした。