将棋を教えてくれたのは祖父でした。
小さいころ祖父によく病院に連れて行ってもらっていたのですが、診察待ち時間が長いので3手の詰将棋の本を渡されて解いていました。
将棋がある程度強くなったのは祖父にやらされた詰将棋のおかげです。
祖父はそれほど将棋が強くはなかったのですが、父が我流の力将棋でそこそこ強くなかなか勝てませんでした。
それでも小学生高学年になるとだんだん勝てるようになりました。
高校生になると父が将棋でまったく勝てないものだから、囲碁を打ってくれるようになりました。
囲碁は将棋より上達が早く1年くらいで父親に追いつくことができました。初段ぐらいだったでしょうか。
去年久しぶりに父が「碁を打とう。」と言って、4子置かせて3局か4局打ちました。父と碁を打てるのがうれしかった。
父の闘病は10年近くになりました。
病気になっても昨年暮れまで畑仕事を熱心に行い、自治会や老人クラブの世話役を自ら買って出て精力的に活動していました。
その父も先月力尽きるように息を引き取りました。
もうすぐ誕生日ということで、無理を言って退院を早めてもらって病院ではなく自宅で家族に見守られて亡くなったのがせめてもの救いでした。退院して自宅に戻ったその夜でした。
49日法要もこれからで、まだ現実とは思えないフワフワした感じですが、残された老齢の母を元気つけながら前を向いて行こうと思います。
銀星囲碁18との百番勝負は72局目。
黒番です。
白62のハネに黒63が悪く70(M-6)に切るべきでした。
黒69も悪く70に切るかQ-8にツケでした。手を抜いて上辺の白に迫るのも有力。
黒71が次の白72の両ノゾキを軽視した失着でした。
このあたりの折衝で苦しくしました。
ヨセまで粘りましたが、白銀星囲碁の6目半勝ちでした。
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コメント
05月07日
07:58
1: りょくいん
「ふわふわ」した気持ち、というのは、その通りだなと感じます。ほんと、ふわふわしちゃうんですよね。三回忌を終わってようやく<「ふわふわ」したまま、そのまま固まった>という感じで落ち着いて来ました。
お父様のご冥福をお祈りします。
05月07日
15:50
2: えどわーど
りょくいんさん
いつもいた場所にいるべき人が居ないという現実を心はなかなか受け入れてくれないようです。
ふたりの妹と妻が諸々の手続きや遺品整理を手伝ってくれて助かっています。
いとこも東京から来てくれたり、母もいそがしく料理を出したり寂しさをひととき忘れるように過ごしたGWでした。
05月07日
16:34
3: ゆかりか
私も今年母を亡くしたのでお気持ちお察しします。
最初は全然泣かなかったのですが、1ヶ月くらいしてから何処に行っても思い出して泣いてました。
それでも時間はありがたい物で、今は思い出しても泣かなくなりました。
お父様のご冥福をお祈りします。
05月07日
17:36
4: えどわーど
ゆかりかさん
喪に服すると言いますが、故人を悼むというのもありますが、残された人の心を落ち着かせる期間でもあるんだなあと思いました。