だいぶ間があいてしまいました。
とっくに東北六県大会も終わり、我が岩手の代表メンバーのチームが優勝しました。
今年の結果については去年に引き続き棚ボタの勝利と思います。

去年は一回戦の対戦チームの宮城チームの大将があろうことか寝坊して遅刻。監督が大将戦に緊急登板しましたが、岩手が難なく宮城戦を制し、結局この大将戦の一局が決め手となって宮城、山形、岩手の三すくみから髪の毛一本差で栄冠を手にしました。

今年はなんと私が優勝候補の筆頭と目していた山形チームが初日秋田に0－3、青森に1-2と初日に優勝戦線から脱落。
岩手が4連勝して難なく優勝かと思いきや最終戦にエンジンがやっとかかった山形に0-3と完敗。秋田と岩手がチーム勝ち星、個人勝ち星で並ぶという接戦に。
ここでも最終戦秋田・宮城戦で昨年大将で遅刻した宮城副将が1勝を挙げて岩手の救世主となりました。
宮城が0-3で負けていたら文句なしで開催県秋田の優勝となるところでした。

ということで岩手の連覇というのは何十年ぶりかだと思いますが、素直には喜べません。来年こそは文句なしの優勝を飾ってほしいものです。

私は岩手王座決定戦二回戦で北上の猛将minoさんに打ち取られました。
私の黒番で高目です。でも黒7とすぐシマるのでは高目布石とは言えない。今後はカカリを迎えうつ本来の布石に戻したいところです。
となるとダイレクト三々は当分封印となりますが。

minoさんは一回戦で時間で苦しんだのを反省して、この一局は序盤から早打ちで遅打ちの私と対照的な時計状況。

黒15打ち込みはあり得る手で黒17ではS-8と下から詰めれば普通でした。
黒19アテに白20は形が崩れるのを嫌ったものですが損です。抜きが先手なので黒もすぐ抜くべきでした。

黒31が不要な守りですぐに黒35に覗くべきでした。
黒33のコスミも中途半端でケイマまで進めるべきです。

白46まで分断されましたが、右上隅がしっかり活きているので悪くないと思っていました。

黒51からの動き出しが重く苦戦の原因となりました。
黒61ではP-8ノビて捨て気味に打てば互角の形勢でした。

流れが良くないまま形勢挽回もできずに最終的には時間切れ負けでした。

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