6月4日に行われたアマ本の岩手県大会の記録です。
会場の岩手囲碁センターがある岩手教育会館に行く途中、昨年のディフェンディングチャンピオンのkanさんに会いました。
「なんか今日は当たりそうですね。」と声をかけたのですが、抽選の結果見事kanさんを引き当てました。言霊恐るべし。
kanさんは昨年東北六県大会の監督として岩手チームを優勝に導きましたが、今年は選手として見事代表の座を射止めました。
代表選手への復帰を心から願っていましたので選手としての東北六県大会出場と個人勝ち越し、チームの優勝は格別の喜びだったと思います。
黒番を引いたので黒3高目、黒5カカリ一本利かしと見て、黒7で一間に締まります。KataGo師匠によるとこの手順が一番評価値が高いので最近はこの布石ばかり打っています。
1図
白22のコスミツケに対しては手抜いて下辺を経営するのが良いようです。
2図
白30、32の出切りは良くなかったようで、黒39ではP-15から黒アテて出て行く手段が有力でした。(黒33のツケは打ちすぎで白34では白35と出て行くのが良かった)
黒43、45と左上を逃げていくのは重い石運びで、この碁の流れを悪くしました。
3図
KataGo師匠は白68時点では互角と思っている模様。左辺など手抜いても活きていると言っている。シノギの力が人間の能力の遥か彼方を行っているので参考にならないことがよくあります。
黒71のキリが暴走で人間的には敗着となりました。白72から左辺のシノギが困難になりました。
黒71で左辺をなんとか活きれば、まだこれからの碁でした。
最後はきっちり左辺を殺されて終局となりました。白中押し勝ち。
https://gokifu.net/t2.php?s=9991689679372112
コメント
07月18日
21:22
1: 劉備玄徳
お疲れ様です。
こちらのアマ本は大雨により中止になりました。。。
07月18日
23:18
2: えどわーど
劉備さん
本当にたいへんですね。
もうしばらく大雨が続きそうですのでお気をつけください。
岩手もところによっては大雨洪水警報が出ていますが、秋田ほどではないので今のところは大丈夫そうです。