今日で2023年度/令和5年度も終わりですね。
4月1日が学校や企業の新年度の始まりというのは日本ぐらいなものらしいですが、心機一転新年度も頑張っていきたいものです。
銀星囲碁18との練習碁の搾りかすを題材に(笑)
(再掲)
https://gokifu.net/t2.php?s=7061711810097924
白34で下辺をヒラキましたが黒35トビがミエミエなので下辺の黒模様を消すべきか迷いました。銀星囲碁相手に三々入るといつもこの形が出現し、毎度モヤっていた局面です。
(1図:局面図)
実戦はAのツメ。二間ジマリを背景に狭いがらも地模様を主張する手です。黒は当然Bと一間トビとなり、五間幅で立体的な形で不満なさそう。
Bのボウシは考えました。
消しにはCのカタツキ、Dのベレー帽、Eと控え目に臨む手があります。
下辺は手抜いて上辺の大きいFオサエに回ろうぜ、という選択もあります。
(2図:解析図)
KataGo師匠は上辺のオサエが大きいと主張。消す場合はカタツキ推奨です。
実戦のヒラキでもそんなに評価値落ちないので実戦のように囲い合いを目指すか、足早に他の大場に回るか、相手の模様を早めに削減するか、作戦次第ということになりそうです。
(3図:想定図)
KataGo師匠の想定では黒も下辺は急がず右下の二間ビラキに右辺から迫る手を優先します。