えどわーどさんの日記

(Web全体に公開)

2024年
04月01日
22:26

課題のシノギ

新年度も無事にスタートが切れてほっとしています。
健康に気を付けながらボチボチやっていきたいと思います。

搾りかすの続きです。
(再掲)
https://gokifu.net/t2.php?s=7061711810097924

KataGoを始めAIソフトは三々に入る手を推奨しますが、相手の模様の中でシノぐという碁になりがちです。これはシノギのセンスが必要なのでダイレクト三々定石選択の是非は棋風に左右されます。
シノギが元々苦手な私のような人間には三々入りは厳しいのではないかと最近思うようになりました。(今頃気付いたんかーい)

とは言えAIの布石を採用してから数年経ちますが成果も上がっている気もするので、しばらくはこの路線でシノギの力も磨いていきたいと思います。

(1図:局面図)
黒が下辺を△と守った後の模様の中でのサバキが焦点の局面。
白1とツケましたがKataGo師匠は白Aのツケを推奨。私もどっちをツケるか迷いました。
黒2と突き当たって力強く応戦してきた場面です。

(2図:実戦図)
実戦はツキアタリに直接対応する形で白1以下応戦しますが、黒2、4とゴリゴリ打たれてみると白は重い石捌きです。
白Aと脱出口があるのでツブレは免れていますが、左辺方面の黒が大きくなってしまいました。

(3図:KataGo師匠の手直し図)
KataGo師匠は白1、3を先手で利かせて白5でのサバキを指摘。これはこれで難しいですが左辺方面の黒地が大きくならず、白も余裕をもって収まっている感じです。
相手の石にモタれて捌くタッチは勉強になります。
モタレは攻めだけではなく守りの時も有効なんですね。