第59期を数える岩手王座戦が昨日日曜日に開催され、各地区の精鋭32名が岩手最強の座をかけて戦いを繰り広げました。
優勝は津軽じょっぱり乱戦の雄、N海さんが元岩手のエースK谷さんを僅差で倒し初の岩手王座に就きました。
東北の大将M村さんは準決勝でN海さん相手に力を封じ優勢な碁を築いたかに見えましたがヨセで失速してらしくない負け方でした。時間を残して手堅いヨセを打っていたとの現地情報がありました。くやしい負け方です。
これで東北六県の顔ぶれは決まったようなものです。
岩手王座は大将に座るのが最近の傾向です。
予想オーダーは以下の通り。
大将:N海(岩手王座、岩手棋聖の二冠)
副将:K谷(前年の朝日アマ、アマ本因坊の県代表※二冠)
先鋒:M村(前年の赤旗名人県代表※全国大会上位進出、前年のアマ竜星戦の代替大会の優勝※二冠、前岩手王座、前岩手棋聖)
どうでもいい私の戦績ですが・・・
一回戦敗退。
Mら父さん(過去2度アマ世界選手権日本代表のMらアマのお父さん)に三度目の挑戦でしたが、跳ね返されました。
この方が元気なうちに倒さねば。次こそはー(うん、がんばれ)。
https://gokifu.net/t2.php?s=7311712512805267
(1図:局面図)
私の白番です。
KataGo師匠は白1のツケではAの構え、Bの受けを推しています。
人間的には模様が大きくなると消し方が難しいので実戦のツケはわかりやすさという点でアリだと思います。
白5のケイマで利かせて二間にヒラくのが白の注文ですが、黒はノゾキで反発、白7、黒8は利かしました。
(2図:解析図)
KataGo師匠は1図の白9のブツカリではC-8の打ち込みを第一候補に挙げています。左下の黒の鉄壁が控えている場所なのでまるで考えもしなかったのですが、左上は利かしと見てドカンと打ち込みたい、ということですね。
(3図:想定図)
左上をD-15等と小さく取るのでは白に左辺に居座られるので、黒2等と大きく攻める相場のようですが、白3から振り替わるイメージです。なるほどー、ついていけん(笑)
他にも変化はたくさんあり私には打ちこなせそうにありません。
コメント
04月08日
03:21
1: えどわーど
同日には秋田でも全県しろうと本因坊戦が開催され、80歳を超える大ベテランが優勝したという驚きのニュースが飛び込んできました。