岩手の秋は岩手棋聖戦地区予選、同県大会、赤旗名人戦地区予選（県南地区は今年は未開催）、同県大会、そして11月初旬の岩手王座戦地区予選と続いて、来年3月の朝日アマ名人戦地区予選まで一旦オフシーズンに入ります。

岩手棋聖戦は今年で第47回。
タイトルは挑戦手合い方式で地区予選、県大会（挑戦者決定戦）、挑戦手合い1番勝負という流れで開催されます。

県南予選は9月8日（日）にアタゴ囲碁センターで行われました。

県南地区に割り当てられた代表枠は9名。
激戦区の盛岡地区が8名ですので一票の格差問題が起こりそうですが、これは日本棋院支部会員数による割り振りにより決められています。

ただし、近年各棋戦とも県南地区予選に出場する選手が激減しており、定員割れすることもたまにある事態となっています。

当日の県南地区予選に話を戻します。

この日のエントリーは10名で定員割れはかろうじて免れました。
但し、一名が別の支部例会の運営のため、一回戦から棄権となり全敗扱いとなりました。

残ったメンバーで予選を行われましたが、２戦したところで棄権した選手の予選不通過が決まったので二回戦で打ち切りとなりました。
いつもだと４回戦行うところです。

一回戦二回戦（一回戦と勘違い）は私と同じ水沢支部所属のY田さん。最近力を付けている難敵です。
白番でした。

https://gokifu.net/t2.php?s=6191729319194631

右上の分かれはやや白よし。序盤は白リードが続きました。
下辺のサバキがもたもたしていて右下隅を一手入れたあたりで形勢が逆転しています。

黒109のツケコシが鋭く、黒が優勢になりますが、黒123等白への攻めが不十分で白が再逆転して押切りました。白中押し勝ち。