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初日の最終局は花巻支部さんと。
我が水沢支部は第二戦で県本部に手痛い敗北を喫しましたが、上位入賞を目指してチーム全員上を向いて戦いました。

花巻支部戦はチーム5-0で二日目に繋げました。
個人勝ち星で12勝と積み上げているので3位以上を狙える位置につけ懇親会に参加しました。

懇親会では日本棋院岩手県本部長S作さんのお兄様の山田町長の来賓あいさつがありました。
自治体の首長の挨拶は珍しく、内容も兄弟と囲碁に関するもので楽しいお話でした。

第三戦は向先の白でした。

（局面図）
黒1、白2はお互い最善の応酬。
黒3と手堅く1子を制しましたが、白4の左下カカリで白が追いついたようです。黒3は堅すぎで黒Aと大きく構えるところでした。白からは2線渡る手はありません。
黒5の三々は白6で有力な後続手がなく打ちすぎでした。
黒7は黒5の顔を立てようとしましたが、白は受ける必要がなく白8の両ガカリに回って優位に立ちました。
黒7ではBのツケ（またはコスミツケ）、Cの右下三々が有力でした。

白14では普通に白Dと押さえるのでした。白14は白アのノゾキを残す意図ですが、多子置き碁の打ち方であり形勢有利な局面で打つ手ではありません。
左下隅の黒を固めても、白からはイなど下辺を荒らす手段はたくさん残っています。

この後リードを広げて中押し勝ちを収めることができました。