• 
• 

ああ打つんだった、なんでこう打ったんだろう。
そんな想いの供養のターゲットはOBOG戦の第二試合、TKB大学の六将戦です。
TKB大学の前身はT京K育大学です（略字の意味がもはやなし）。

白番で2目半負け。細かい碁形は望むところですが、神経が通ったヨセが打てないので細かく負けるといういつものパターンです。

https://gokifu.net/t2.php?s=741738474703038

（1図：局面図）
黒が△と上辺打ち込みへの備えと黒アからの右辺攻略の一石二鳥の手を打った局面。
白1と上辺に殴りこみました。この手では右上ハネツギぐらいで利かせば堅実。
実戦は気合で打ち込みましたが、なんとか捌けそうという感触がありました。
白3、白5も打ちすぎの嫌いはありますが止まりません。

黒8と覗いたところがポイントでした。
実戦は白Aの押しから上辺を値切って満足という気分でしたが、KataGo師匠は上辺は黒8までを利かしとして白Bサガリを推奨。なるほどです。
後でO-18と連絡する手が残っています。

（2図：実戦進行）
白は上辺を値切ったものの白7まで後手を引きました。
先手を得た黒は9にハネれば十分な形勢でしたが、実戦は三々から右辺侵略へ。
白は上辺を渡って黒の攻めに回る展開へと目まぐるしく局面が動きました。