昨日は支部例会の幹事当番で受付と組合せ係をやってきました。
参加者が奇数だったら自分も参加しようと思いましたが、参加者は18名だったので手合い係に徹しました。
参加費は500円。弁当代が500円(支部会員は400円)で弁当付き千円で4局はお手頃ではないでしょうか。弁当持参なら500円で参加できます。
4段以上のAクラスが12名、3段以下のBクラスが6名という内訳でした。
初段~3段のBクラスがもっと参加してくれると盛り上がるのですが。
手合い係の合間を見て同じく大会幹事専任のA野幹事長と練習碁を打ちました。例会進行で皆の対局にも目を配らないといけないので早碁です。
えどわーど白番の2子局です。
https://gokifu.net/t2.php?s=7731740374099307
(1図:局面図)
白1のカカリに一間バサミ。
白は三々に入れば普通でしたが、下辺を重視し白3とツメました。
白3では三々以外に上辺Aとか右辺Bと右上黒の厚みに見える塊に迫る手をKagaGoは推奨しています。
隅の白が完全体(利きがなにもない、将棋でいうところのZ)で活きているので右上黒は厚みではなく攻撃目標ということらしいです。
実戦進行は黒4ツケがこの一手。ここでも白は疑問手を打ちました。
手抜きで上辺を向かう手が有力でした。
ここを打つならハネではなく白7のワリコミ。シチョウが悪いので却下していた手ですが有力なようです(ここでは該当の変化は割愛します)。
白5のハネダシは黒に切りを打たれて黒が厚くなるので良くありませんでした。
白7、9は俗筋で黒10アテ、12の二段バネの筋に入って形勢を損ねました。
黒も18のゲタが逸機で19に一子抱えれば黒良しの変化でした。白19の2子抱えで助かりました。
(2図:変化図)
実戦進行の1図白7、9が酷すぎたのでKataGoに手直しを依頼しました。
1図の白7では変化図の白1と下がって黒2と換わってから白3の三々。
これなら余裕のある形で隅収まることができました。ただし黒を厚くさせていることには変わりないので、あくまで最少失点に抑えて最善をつくした変化というだけです。