初台碁聖戦の続きです。
(再掲)
https://gokifu.net/t2.php?s=3951745218453050
左下の黒の一団が無事活きれば勝ちという局面で正しく打てませんでした。
(1図:局面図)
厳密には黒1のサガリはすぐに決めずに単に黒5のツケコシが良かったようです。
黒1のサガリではなく一路左のコスミで利かす可能性があるからです。
黒3から黒5となり黒勝ちコースに入りました。
白4では5が正しいようです(読み切れない・・・)。
人間的には黒Aのトビが第一感。
ここでは黒B切りが決め手でした。
(2図:実戦進行図)
黒7しか見えませんでした。
白8では14に継げば白優勢のコース。
黒13まで決めてから白14ツギでは黒A-3アテ(24)が残ります。
ところが黒はA-3アテに手が伸びず黒19と下がったため、白24までと目を持たれてしまいます。
結果、攻め合いは目あり目なしで白に凱歌があがりました。
(3図:検討図)白8二子抜く
1図の局面では黒B(検討図の黒1)と切れば2子を捨て石に黒活きにつくことができました。
この変化となれば黒の勝勢です。