えどわーどさんの日記

(Web全体に公開)

2025年
05月16日
23:27

ダイレクト三々の一変化

久しぶりにAIソフトのひとつ、MiniGo v17と練習碁を打ちました。

互先黒番、88手白中押し勝ち。
もう少し打っても良かったと思いますが、MiniGo師匠の打ちぶりから敗勢を悟りました。

https://gokifu.net/t2.php?s=9401747405021002

(1図:局面図)
黒が難解形を回避して簡明な変化を選びました。

よく見るこの形ですが、この続きも覚えておく必要があります。
黒からは黒aからのハネツギを打たないといけないところ。
ハネツギの前に黒Bのハネ出し、もしくは黒Cのノゾキを利かすかの二択です。

実戦の黒は先手で切り上げ、下辺Aのヒラキの好点にまわりましたが、左上を白から利かされてポイントを奪われました。

(2図:検討図1)
黒1とハネ出してから隅のハネツギを打つ急戦調のパターン。
この後は左上の戦いで互角です。

(3図:検討図2)
黒1とノゾキを利かしてから隅のハネツギを打つ穏やかなパターン。
白はハネツギに受けるのは足が遅いので、手を抜いて他の大場に向かいます。これも互角。

コメント

2025年
05月17日
09:09

師匠は自然な打ち方で強いです。戦わない碁の模範(笑)

2025年
05月17日
10:18

劉備さん

左上の折衝で3目くらいのリードを奪われて、後は店じまいという感じです。
最終局面ではコミ入れて8目ぐらいの差でしたから大差ではないのですが、じわじわとリードを広げていく棋風はやはりAIっぽいです。

リードしたら不確定要素の多い戦いは避けるというのは理にかなっていますね。

置き碁も4子だったら50目ほどのリードですから、あえて暴れてリスクを冒すのは頭がおかしいということになります。
いかに上手のウソ手をやりすごすか(とっちめる必要はない)という戦略が賢いと思います。

中には無理手の類は全く打たず下手が勝手に転んだり壊れていくのを待つ正当派の上手(特に棋士)もいらっしゃいます。
この場合の下手は持っている実力で結果を受け入れるしかないと思います。
常に問題を出されて正しい答えを求められる生徒の様なものだと思います。

2025年
05月17日
12:47

おっしゃる通りだと思いますm(__)m
世間の碁の弱い人達は事前にそういう意識を全く持ってないから同じ過ちを繰り返すのでしょうね。。。