雨模様の天気で肌寒い一日。
いつもの様にテレワークで打ち合わせがメイン。今日は仕事の半分は打ち合わせでした。
阿蘇山噴火。びっくり。

高二の娘はピアノの稽古の日なので早めに学校から帰ってきました。勉強は嫌いなくせにピアノの稽古は小学校低学年から嫌がらず続けています。

さてと。ついに十番碁も最終局です。偶数局なので人間が白です。

黒5の大ゲイマカカリは人間界では最近珍しい手となっています。
白8ツメから白12まではひとつの定型です。

白18と白28の二隅の三々はカタ師匠の評価は高いけど、相手に大模様を与えるので大模様攻略の成否がこの一局の勝敗を左右します。

左下の黒39まで三々定石が一段落。この時点で白の評価値は63%とまあまあの数値。
白40と下辺の黒勢力をけん制。黒41からの攻めが厳しかったことから白40では42の押しを打っておくのがわかりやすかったようです。
白40では左辺放置してN-6トビが模様拡大を防ぐ好点だったようです。

黒47はややヌルく、白48でG-8ケイマもしくはG-7コスミの余地を与えました。47ではG-8トビもしくはG-7カケが上辺の大模様と連動して良かったようです。
白48は罪は軽いですが、白50のスベリが戦いの最中ソッポの手で黒51カケから傘にかかって攻められます。白48では51(G-7)のコスミでした。
ここの攻防で白はもがいて黒の模様を強化してしまい形勢悪化です。

白60ではここを手抜いて68の模様突入でした。白68で遅ればせながら模様に突入しますが黒が強化された後で苦しい。黒69と背後から攻められ評価値は白10%ほどです。

黒83と鬼のような攻め。
白84ではH-11の割込みが手筋ですが、そんな手見えん。
黒85まで包囲網が完成し黒評価値99%。絶望的形勢です。

長考後、白86、88の出切りに望みを託します。
黒93と傷を守られては万事休すか。
白94と黒の弱点を探ります。白96は悪手で102(P-14)の方からアタリにするのが正着。黒97では102に継ぐ手が成立し白つぶれでした。

白102と抜けて危機を脱出して望みがつながりました。といっても黒の評価値は99.7%と勝勢ですが。

ここから我慢強くヨセまで打って差を詰め最後の方で逆転に成功し、最終局で初勝利をもぎ取りました。
銀星囲碁はヨセが甘いようです。
ミスはありましたが自分ながらヨセはうまく打てました。

白4目半勝ち。

消費時間はえどわーど53分52秒、銀星囲碁21分40秒でした。
大会だったら時間切れ負けですがな。

通算成績はえどわーどの1勝9敗に終わりました。

https://gokifu.net/t2.php?s=3721634745777301