お互い勝っても負けても予選通過済なので関係ない対局ですが、今後も予選で戦わないといけない相手ですので真剣モードでした。
対戦相手のM川さんは自他ともに認める県南地区の第一人者です。
しかし、意外にも私を苦手にしており最近の対戦成績は五分です。
白番でした。
黒5の三々に対し、白8、10と注文を付けます。
注文を付けておいて白14と大悪手を打つのはご愛敬。白P-18のコスミか白16のサガリでした。評価値40ポイント以上下落。
白20も悪手。20ポイント超下落。
ガタガタです。
白20では21にキリを打つのが手筋です。
事前に調べてもいない手を思い付きで打つものではないと反省。
ただし、序盤の失敗は後半の失敗にくらべ取るに足らないものです。
白50と構えてみると右辺もなかなかのものです。
この時点で黒良しで評価値が80%くらい(白20%)ですが、目数にして4目ほど。
白56はNHK杯でちらっと見かけたAIの推奨手。
この手は黒57に対し、G-3ツケのサバキをみていますが、理解が浅いので白58と無意味な三々の様子見。黒59ではサガリで白が困っていました。
白60はなんちゃってAI流ですがまぐれでAI一致でした。
白66までなんとほぼ形勢互角です。
まぐれって凄い。
この後は色々とあり、白は左辺を捨て石にして右辺方面で勝負の碁形にもっていきました。
黒97に対し左辺を繋がって打つのが最善でしたが、その後のサバキに自信がなく白98と左辺を見捨てましたが、捨てたことで却って見通しが良くなった気がしました。
やや黒リードの形勢でしたが、意外と細かい碁です。
粘ってヨセで逆転に成功しましたが、時間を使いすぎて小ヨセの最後の方で時計が力尽きました。
黒時間切れ勝ち。
https://gokifu.net/t2.php?s=9111685510097564