えどわーどさんの日記

(Web全体に公開)

2025年
05月18日
12:43

手順前後

Zeroじゃない方の元祖Leelaと練習碁。

LeelaはAIで訓練したソフトではなくモンテカルロ法というアルゴリズムで一気にブレイクスルーを果たした記念碑的囲碁ソフトです。

打っていると本物の人間と打っている感覚です。これはAI対応する前の銀星囲碁にも感じる感覚です。
天頂の囲碁(Zen)は少し優等生すぎるフレーバーです。真面目か、みたいな。

互先黒番で挑戦。
https://gokifu.net/t2.php?s=3141747538650302

170手完、Leelaの中押し勝ち。
序盤で潰れていましたが、結構粘らせていただきました。
優勢になっても店じまい的なつれないことはしてこなくて、ちゃんとチャンバラに付き合ってくれるので楽しませてくれます。

(1図:局面図)
★★★☆☆☆☆☆☆☆(黒評価値:35%、-2目)
左下、黒ケイマにかかってから白がコスミツケるよくある応酬。
黒のケイマガカリでは一路控えて大ゲイマにかかる手をKataGo師匠は推奨。

黒5と右上を両ゲイマに構え、攻めてみろと挑発。黒7ツケ、黒9の三々はよく見る手筋です。白10のサガリは想定手です。
ここで黒は手順前後をやらかしてしまいました。
実戦は黒Aの押し。当然黒Bの切りでなくてはいけません。

黒Bの切りで相手の応手次第で黒は実戦の押しかヒキを選択すべきでした。

(2図:進行図)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(黒評価値:1%、-15目)
実戦は黒1の押し(ソイ)だったので、Leelaは「ひゃっほー!」と喜んで白2に継ぎました。
白12まで黒はバラバラで何をやっているのかわからん状態です。

(3図:検討図)
★★★☆☆☆☆☆☆☆(黒評価値:35%、-2目)
KataGoが示した黒が正しく切った場合の模範的な進行です。
隅の黒2子にも活力が残っています。

コメント

2025年
05月18日
14:51

いろんなAIと楽しむってのも良いですねぇ…

AIソムリエとか呼ばれてる人誰かいましたよねぇ…

2025年
05月18日
17:13

雨しゃん

AIソムリエといえば関航太郎九段ですね。
今のプロ棋士は皆AIで研究しているので似たり寄ったりの碁だらけになってしまいましたねえ。